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15th Anniversary

株式会社CAST JAPANを2006年に創業し、15周年を迎えることができました。

欧州の広告コミュニケーション会社から独立して帰国し、それまで培ってきた企業ブランディングやマーケティング戦略、コミュニケーション戦略に加え、トレーディング(貿易)を掛け合わせたCOMMUNICATIOMN X TRADINGの会社を立ち上げたのが、2006年7月3日でした。

小さなマンションの1室で、友人のマーケッターと後輩のグラフィック・デザイナーとの、3人での小さなスタートでした。

「本当に必要な概念を盲目に追求しよう」「規模の経済に負けないように徹底して意思を貫こう」こんな想いを踏みしめての15年でした。その後加わってくれた掛け替えのない仲間たちには、その言葉を口にすることは殆どなかったと思いますが、今 でも皆、その想いを理解してくれていると感じます。

15年前から「教育」のあり方をアップデートすることの必要性を訴え、商品だけでなく海外の教育法もお伝えしてきました。およそ10年前からはSTEM教育やプログラミング教育の必要性も紹介して参りました。プログラミング教育では、ロボットを動かすだけという当初の一般的な認識を変えるため、海外で採用されているアンプラグド・プログラミング学習(電源を使用しないプログラミング教材を使った学習)もイベントやワークショップを通じてご紹介してきました。

また、SDGsの重要性が盛んに言われ始め喜ばしく感じる今日ですが、我々も微力ながら10年以上前からサスティナブルやエコロジー、そしてフェアトレードの実態と重要性とともに商品をご提供してまいりました。当時は、子どもの世界で「南アジアで生産したものなんかは扱わない」と言われたことも少なくない時代でしたが、我々は常に現地に足を運び生産者にあってパートナーシップを締結しますので、絶対の自信がありました。「南アジアで生産されたこれらの商品は良いもので、これからの社会に必要な概念なんだ」と。

コロナが猛威をふるい、我々の世界を大きく変えています。

この変化に私たちも強く感じるものがあります。

「もっとやらなければならないコトがある」

「もっと違うやり方で創りたいものがある」

そんな想いを胸に15年を迎え、これまでの皆様への感謝と未来への希望を胸に抱いております。

全国で来る日も来る日もお客様に遊び方や考え方、あるいはプログラミング教育やSTEAM教育の意義を伝え、“PLAYを伝道してくれているインストラクターさん、我々のコミュニケーション・ツールを制作したり、印刷したり、表現を完全な形にアプトプットしてくれている協力会社様、展示会やイベントでブースの設計や設営・撤収をしてくれるパートナー会社様やWEBコミュニケーションに携わってくれている方々、皆さん有難うございます。

日頃から“PLAYをお取り扱い頂いている販売店様や学校関係の皆様、そして“PLAYをご愛顧頂いている生活者の皆様、今後もご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

最後に“PLAYERであるCAST JAPANの仲間たち、これからも宜しく!

株式会社CAST JAPAN

代表取締役社長 小屋貴義